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苦灰石(ドロマイト)のルース

名称:苦灰石(ドロマイト)
化学式:CaMg(CO3)2
産地:Minas Gerais, Brazil
説明:

苦灰石(ドロマイト)のルースを買ってきました。ブラジルの苦灰石と言えばバイア州
産が有名ですが、写真の石はミナスジェライス産。最近発見された産地のようです。
さて、それでは苦灰石の説明をしましょうか。苦灰石は海底に堆積した石灰岩にマグ
ネシウム(Mg)が豊富に含まれた熱水が貫入する事により、カルシウム(Ca)とマグネシ
ウムが半分程度入れ替わって出来る鉱物です。英名の由来はフランスドーフィーネ地
方、ドロミュー出身の地質・鉱物学者、ドロミュー(Dolomieu)に因んで付けられまし
た。和名は化学式のマグネシウムとカルシウムから苦(Mg)灰(Ca)石となりました。成
分が良く似た菱苦土石や石灰岩と一緒に世界中で見つかりますが、写真の様にカット
出来る程の結晶はやっぱり珍しい部類になります。あ、あと、写真では上手く表現で
きませんでしたが、ほんのりとピンクに染まっています。肉眼でも注意していないと
見逃す程度の、淡〜い色なんですけどね(^-^; 最後に大きさですが、4×13o程、
2.32ctになります。                             
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