名称:シンハライト(シンハリ石)
化学式:MgAlBO4
産地:Sri Lanka
説明:
またまたレアストーン、シンハライト(シンハリ石)のルースを手に入れました! なんと、4.55ctもあります!↑の写真ではクラックがやや目立ちますが、肉眼で はそれほど気になりません。とっても透明感のあるルースです!!それではこの 石の説明をしましょうか。おそらく20世紀初頭には既にカットされて宝石として 出回っていたとされるシンハライトですが、正式に新鉱物として登録されたのは 1952年でした。それまでは性質が似ているペリドットの茶色バージョンだと言わ れてました。比重が明らかに異なるとは言え、それ以外の性質がよく似ているこ の石をペリドットと判断してもおかしくはなかったでしょう。ただ、成分は全然 違うんですよねぇ。シンハライトは硼酸塩鉱物ですし、ペリドットは珪酸塩鉱物 なので。名前の由来はスリランカの、サンスクリット語の古名『シンハリ』に因 んでいます。なので、和名は『シンハリ石』。スリランカが主な産地なんだそう です。モース硬度が6 1/2あるので、普通に宝飾品として用いられる事もあるそ うです。ただ、こういう褐色系の宝石ってあまり人気が無いんですよね。お陰で 結構安く手に入りました!僕としては嬉しいかぎりです♪最後に大きさですが、 8×17o程になります。