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合成ルチル

名称:合成ルチル
化学式:TiO2
製造地:不明
説明:

合成ルチルのルースを手に入れました。その名が示す通り、人工的に合成された
ルチルです。天然のルチルはあんなに赤いのに、合成されるとこんなにも透明に
なるんですね。この輝きには少々驚きます。さて、それではこの石の説明でも。
合成ルチルは1948年頃に市場に出回りました。その時は『チタニア』と呼ばれて
いたそうです。ダイアモンドの代替品として開発・合成されましたが、そのあま
りにも強すぎる輝きのため、『すぐに模造品と分かる』として1950年代前半には
消えていってしまいました。最近光ファイバーの連結部分に使用されるという、
工業的な使い道で合成が再開されたそうです。初期の頃は随分と黄みがかってい
て、写真の様な透明感がなかったそうですから、写真の石は最近合成された物か
も知れませんね。所で、この石は合成宝石で、天然品ではありません。ですが、
ルチルは天然に産出しますし、比較として非常に面白いのでその他(岩石など)の
ページで紹介しました。最後に大きさですが、直径6o程になります。    

2012年10月のフェアで、小さいながらもそこそこの性能の秤を手に入れました!
この石の重さが分からないままだったので早速量ってみたら、1.90ctもあったん
です!大きさ的に1ct以上だろうと思っていましたが、まさか2ct近くあるとは…
いや、実に良い買い物しました♪                     
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