名称:エトリング石
化学式:Ca6Al2(SO4)3(OH)12・26H2O
産地:N'Chwaning U Mine, South Africa
説明:
非常に軽い硫酸塩鉱物、エトリング石を手に入れました。遊離結晶で母岩の 欠片もない上に小さい石ですが(^-^; え〜、とりあえず説明をば。原産地は アウインで有名なドイツのアイフェル、発見されたのは1874年になります。 ここで産出する他の鉱物同様、岩石の隙間に生える白色微小結晶だったそう です。発見された場所の地名(エトリンゲン,Ettringen)からエトリング石と 命名されました。その後、他の場所での産出が無かったそうですが、1980年 代になって南アフリカで鉄イオンにより黄色に発色した結晶が見つかりまし た。写真の石は14×8×10mmしかありませんが、もっと大きな六角柱の 結晶が多数産出したそうです。写真の石は欠けた物かも知れませんね。知ら ずに買って来た石ですが、ちゃんと探せば中央の結晶の様に透明な石も有り そうです。次は六角柱で透明感のある石を探そうと思います。