今回は図鑑とカタログに使われる石の画像についてのお話をしたいと思います。よく行く 石屋さんから興味深いお話を聞いたもので・・・それにしても久々の更新だ(^^; 皆様は石の図鑑って見たことありますか?とても綺麗な石たちがズラリと並んでいて、見 ているだけで楽しくなりますよね。また同時に、『こんな石達が手元にあったら・・・』と 思ってしまいますけどね。でも図鑑に使われる石の写真、どうやって撮影されてると思いま すか?ガンガンにライトを当てたりして、少しでも良い石に見えるように様々な工夫をして るんだとか・・・思わず『ゑ?』って聞き返してましたねぇ。でも本当らしいですよ。実は それを証明してくれる出来事があったんです。 先日行きつけの石屋さん(上の石屋さんとは別のお店)で赤銅鉱を見つけました。この赤銅 鉱、良い石はとても綺麗な赤色をしてて、僕の憧れの石なんですね。図鑑で見るともの凄く 綺麗な赤色してます。でもお店で見つけたのは金属光沢の黒い結晶。形はそこそこ綺麗だか らこそ、『色が綺麗だったら買ったのに』などと思いつつペンライトの光を当てました。す るとどうでしょう!燃えるような赤に見えるじゃありませんか!!!僕は自分の眼を疑いま したね。さっきまで黒く見えてた石が急に綺麗な赤に見えるんですから。正直『図鑑の写真 を鵜呑みにするのは止めよう・・・』と思いましたね。 ちなみに、このお話をしてくれた石屋さん(つまり最初の石屋さん)はネット販売をしてい るんです。ネット販売だから当然写真を撮って、HPに掲載してるんですが・・・実に画像が 粗いんですよね。ちょうど画質うんぬんという話になった時、何故画質が粗いのか教えて頂 けました。わざと画質を落としてるんだそうです。そりゃ、画質粗いわな。で、わざと落と している理由は、『「カタログの方が綺麗じゃないか!」というクレームが来たから』だそ うです。・・・ネット販売も色々大変なんだなぁ(-_-;) ついでなんでウチのサイトの写真についても一言。僕の場合、出来るだけ見た目通りの写 真をアップするようにしています。ただ・・・フラッシュ撮影すると少しだけ綺麗に写って たりしてますね。それでも極端に見た目と違うって事はないです、ハイ。 それでは今回はこの辺で・・・ M.E.O.