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名称:ザゼンソウ
開花時期:3~5月
分布:北海道、本州
説明:
山地の湿った林下や湿地に生えるザゼンソウです。花の形が座禅を組んだ 僧侶に見えることから名付けられたそうです。確かにお坊さんが座禅組ん でるとこんな感じに見えますよねぇ。ここでザゼンソウに関する豆知識で す。赤褐色の部分を苞(ほう)と呼ぶのですけど、この内側は外気温よりも 5℃前後気温が高いのだそうです!と言うのも小さな花がたくさん付いた 部分(肉穂花序という)が化学反応によって熱を発しているからだそうで。 ザゼンソウはまだ肌寒い時期から咲き始めます。それは花粉を運ぶ虫たち にとっても過酷な時期なんですね。で、虫たちを暖めて、花粉を運びやす くしてもらうための工夫なんです。自然ってホントにすごいですねぇ。思 わず感心してしまいました。・・・蛇足ですが、この花は英語で「腐った キャベツ」と言う意味の『スカンク・キャベツ』と呼ぶそうです。この花 の香りは腐ったキャベツそのものだからというのが、その理由らしいので すけど・・・腐ったキャベツの臭いを知らない僕には良く分かりません。 その前に、湿地に咲いてる花の臭いを嗅ぐのは無理でした(^-^; 以前の写真は湿地に咲いてるイメージに合わなかったので、写真差し替え ました。湿地に咲く野草らしく、水面から生えてるザゼンソウです。