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苦ばん柘榴石に間違われたデマントイド

名称:デマントイド(灰鉄柘榴石)3
化学式:Ca3Fe2(SiO4)3
産地:Gulbahar Ghazi Province, Afghanistan
説明:

以前、苦ばん柘榴石としてアップしたこの石ですが、実はデマントイドだった
ことが分かりました。確かにこんなデマントイドもありますよねぇ〜。と言う
か、透明で緑色の柘榴石という時点でデマントイドを疑うべきだったのかも。
鑑定に関してはズブの素人の僕ですのでお許し下さいm(_ _)m さて何故この石
が苦ばん柘榴石と間違われたのか説明します。実はこの石、角閃石を伴ってい
たそうです。インクルージョンだったのか、近くに生えてたのかは定かではな
いのですが、角閃石に含まれるマグネシウム(Mg)が検出されたため、誤って苦
ばん柘榴石と表記されたとか・・・マグネシウムが沢山含まれてるような色は
してないと思うのですが、専門家が間違うくらいなのでそれ相当な量の検出が
あったのでしょう。最後に大きさですが、全体で16×22×13mm程、一番
大きな結晶で6mm程です。                       
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