名称:赤銅鉱
化学式:Cu2O
産地:Onganja, Seeis, Windhoek District, Namibia
説明:
赤銅鉱のルースを手に入れました!一見すると赤黒い金属光沢のルースですが、 強い光を当てると鮮やかな赤色に変わります。右の写真が、フラッシュ撮影した ものです。白熱灯だともっと赤くなるんですが、上手く色の再現が出来なかった ので、今回は載せません。さて、この石の説明をしましょうか。赤銅鉱はその1 の様に小さな石しか産出しないのが普通ですが、1974年ナミビアのエムケ(Emke) 鉱山で宝石質の巨大結晶が発見されました。10cmに達する結晶が産出し、最大で 300ctのルースがとれたそうです。写真のルースはその時のものか、残っていた 結晶をカットしたものだと思います。大きさは0.74ctではありますが、透明感は 抜群です。・・・強い光を当てないと分からないんですけど(^^;さて、それでは 説明の続きを。宝石質の結晶は1974年以降の発見はなかったのですが、1983年に コンゴでも産出しました。ただ、残念な事に透明度が低かった為、実際にカット された石は殆どなかったそうです。つまり、写真の様な赤銅鉱のルースは、ナミ ビアで発見されたものだけなのです!相当なレア物だったんですねぇ、この石。 『初めて見たなぁ、買ってみるか』って軽〜い感じで買って来たんですが・・・ 最後に大きさですが、4×5mm程になります。