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アナパ石(アナパイト, Anapaite) アナパ石(アナパイト, Anapaite)拡大写真

名称:アナパ石(アナパイト, Anapaite)
化学式:Ca2Fe(PO4)2・4H2O
産地:Kerch, Crimea, Ukraine
説明:

希産鉱物のアナパ石(アナパイト, Anapaite)を買ってきました。本気で希産らしく、
情報が殆どありませんが、分かった範囲で説明しますね。まずは名前の由来ですが、
最初の発見地、そのすぐ近くの保養地の名前がAnapaだそうで、そこからAnapaiteと 
なりました。が、原産地標本としてアナパ産の本鉱が市場に出回っているため、その
詳細は不明です。あと特徴ですが、必ず貝化石と共産します。写真のクリミア産以外
にロシア、ドイツ、イタリア、スペインなどでも産出しますが、全て貝化石の周辺も
しくは、内部の空隙に結晶化しています。その結晶の美しさ(右写真参照)から人気が
ありますが、貝がこの鉱物の成因となっているという点から鉱物ではないとする意見
もあったりします。最後に大きさですが、貝化石部分が30×25o程、アナパ石の
結晶が4×6o程になります。                        
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