名称:ラピス・ラズリ(Lapis Lazuli)
化学式:―――
産地:Afghanistan
説明:
おそらく人類史上最も古くから宝石として有名だった石、ラピス・ラズリです。ラピス・ラ ズリとは非常に古い言葉だそうですが、ラピスは『石』、ラズリは『群青』を意味している そうです。また日本では瑠璃(るり)という名前で古くから知られていますね。またこの目の 覚めるような群青色をしたラピス・ラズリは岩絵の具としても使われていて、現在も『ウル トラマリン』の名前が残っています。しかし、実は産地が非常に限られていて、良質の石は アフガニスタン以外ではあまり産出しないんです。さて、このラピス・ラズリも『岩石』と して紹介しましたので、化学式は『―――』としました。そもそもラピス・ラズリとは青金 石(Lazurite)、黄鉄鉱、方解石などを含む岩石の事だと思っているからです。あくまでも僕 の考えではありますけどね。ラピス・ラズリの青い部分が青金石なのですが、これだけを見 てラピス・ラズリとは言い切れないと思うんですよ。やっぱりラピス・ラズリといえばキラ キラと金色に輝く黄鉄鉱を伴った群青色の石って印象が強いもので・・・