名称:苦土電気石
化学式:NaMg3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
産地:Nepal
説明:
和名の通りマグネシウム(Mg)を主成分とする電気石、苦土電気石です。 このマグネシウムは鉄と置き換わる事があり、完全に置換された場合は 鉄電気石になります。とは言っても、天然の苦土電気石には少量の鉄が 含まれていますし、鉄電気石にも少量のマグネシウムが含まれてる事に なります。ですから、よりマグネシウムの多いものを苦土電気石、鉄の 多いものを鉄電気石と呼んでいるようです。・・・まぁ、苦土電気石の 説明はこれくらいにして、面白い形した結晶ですよねぇ。六角柱の結晶 の中にもう1つ、細い六角柱の頭が飛び出してます。ヒビが少々多いの ですが、透明感もありますし、中々に面白い石です。こういう変わった 形の結晶を見つけると、つい手が出てしまいますねぇ。ホント、石集め に終わりはありません。最後に大きさですが、11×15×21mm程に なります。