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金雲母の結晶 金雲母の結晶(90度回転)

名称:金雲母
化学式:K(Mg, Fe)3(AlSi3O10)(OH,F)2
産地:Pain Pyit, Mogok, Myanmar
説明:

金雲母の結晶を手に入れました。化学式の中の鉄(Fe)がマグネシウム(Mg)よりも多く
なると黒雲母になります。和名の由来は「金色の雲母」からで、英名はギリシャ語で
「phlogopos(炎のような)」から。左の写真の通り、雲母らしい六角板状の結晶にな
ります。ただ、金雲母は単斜晶系から生じる擬六方晶系なので、注意が必要です。マ
グネシウムを多く含むスカルン鉱床では大きな結晶が産出するらしいですが、写真の
結晶は小さいです。でも、正面から見るととっても透明感があります。横から見ると
透明感はなくなりますが、こちらの結晶面もとってもシャープです。最後に大きさで
すが、5×4×15o程になります。                     
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