名称:灰ばん柘榴石(Grossular Garnet)
化学式:Ca3Al2(SiO4)3
産地:Chernyshevsk (near), Viluy river, Sakha-Yakutia, Russia
説明:
これは灰ばん柘榴石1とは色違いです。緑の斜方12面体の結晶ですね。これは僕の 予想なんですが、成分が灰鉄柘榴石に近いものであると思われます。確証はないので すが(^-^; 最初に発見されたグロッシュラーは緑色だったそうです。グロッシュラー (Grossular)という名前は、西洋すぐりの一種Grossularia(緑色のざくろ)の実に似 ている事に由来しているのだとか・・・。そういう意味ではこのロシア産の結晶がよ りグロッシュラーらしいのでしょうね。純粋な結晶は12面体で、鉄分が多くなると 24面体の面が加わって、結晶面が多くなる傾向にあります。灰ばん柘榴石1よりや や大きく、11mmの結晶です。